「いや、そんなこと全然ないっすよ!!
全然見てないです!! なっ、祐樹?」


「えっ!? ああっ!!」


「うそおっしゃい!!」


パシッ!!


「いてぇ!!」


もう一発、剛彦の頭に芳美さんの鉄拳が下す。


「たくぅ~、あんた達はぁ・・・
また胸ばかり見てたんでしょ?」


「そんなことは!!」


「イヤらしいこと考えてないで、真面目に仕事しなさい!!」


「「はい・・・」」


「男ってホントイヤらしい!!」


芳美さんは呆れながら仕事へと戻って行った。