私は半そでのTシャツに、膝丈のキュロットを着て駅前で待っていた。




「琴葉、おまたせー!」



5分くらい遅れての、麻桜さん登場。

うん、相変わらず私服派手だよね。




ショッキングピンクのチューブトップにホットパンツ。
首にはジャラジャラ音がしそうなくらいのアクセサリーをつけて。




「ううん、そんなに待ってないよ。それより、こんな朝早くから何処に行くつもりなの?」


「それは着いてからのお楽しみっ!さ、早く切符買って電車乗りましょ!」