「今度は文章の書き方に関する質問です! 会話のあとの文章が、いつも一緒になってしまって……」


自分の作品を読み返したら、

“●●は、「×××」と言った。”

っていう文章が何度も出てきて、くどいなぁって感じたんだよね。


「その人物の表情や口調、動きの描写も入れてみると、ワンパターンにならず、表現の幅が広がるわよ」


そっかぁ!

たとえば、『●●は、素っ気ない口調で、こっちを見ずに言った』とかかなぁ?

これだけで、イメージしやすくなるね!


「場面が変わるときも、同じですかね?」

「そうね。風景やそこにいる人物の様子を入れてみると、パッとその場面をイメージしやすいんじゃないかしら?」


これは、Step3でも教わったなぁ!

『1ヵ月後』とかにする場合は、その1ヶ月間がどんなだったか、簡単に入れることも大切なんだよね。


「表現のしかたは、最初は難しいと思うけど、ケータイ小説やその他の本、国語の教科書なんかも参考になるから、ヒントにするつもりで読んでみるといいわよ」


国語の授業は嫌いだったけど、これからは楽しくなりそう!