『まっちゃん、私一旦外の空気吸ってくる』


哮「分かった」


倉庫から出てシャッターに寄りかかる。


今のこの私の状態で、
教え続けていいのか分からない。


下っ端に無理をさせてるかもしれない。


それに私は気づいてあげることが出来てない。


多分あれから10分たったのかな。
未だに迷ってたらさっき教えてた下っ端が来た


下っ端「ありささん!さっきの続きやりましょう!」


『え…?』


下っ端「俺、まだまだ未熟だから全然出来てないっすけど、それでも見捨てないで
しっかりと見てくれてるじゃないすか!」


あぁ、そっか。
みんな、こういうやつらだったもんね。


『よし、着いてこいよ!』


下っ端「はい!」


私は下っ端と倉庫に戻って再び再開をした


『う゛っ』


下っ端「す、すみません!!!!」


それから数分しかたってないのに
ものすごく成長した。


『いや、大丈夫だ。
1つ1つが結構キツい。
その調子で今度は蹴りだな』


下っ端「はい!ありがとうございます!」


下っ端は笑顔でお礼をして再び再開をした。
私は龍王の方へか向かった