でも、他に何も進呈がない。


『分かった。その代わり、桜蘭には貴方達の元へ行くと言うけど、いい?』


辰巳「いいよ」


私は携帯を取り出しメールをした。
翔と颯汰と慎人と俊に


“……気をつけて”


みんなからその一言がきた。


『案内して。バイク取りに行きたい』


辰巳「分かった」


私はバイクをおいた所へ向かった。
翔と奏斗と雅さんはまだ残ってた。


『総長探し部隊には、どうにか話といて?』


翔「あぁ……」


そんな心配そうな顔しないでよ?
大丈夫だから!


私はバイクにエンジンをかけた。


『辰巳…だったわね、後ろ乗りなさい』


辰巳は慣れた様子で後ろに乗った。
そして、私はその場をあとにした。