雅「南、龍王の姫といてほしいんだけど」


母「いいわよ〜。その姫ちゃんは?」


……


父「なるほど、ありさともめたのか?
その傷は?」


『うーんと、姫の彼氏の愛』


なんかカッコイイこと言ったかも(笑)
友希、顔真っ赤だし…


大樹「まぁ、姫が会場にいるのは危険だろ」


あれ、大ちゃん話の内容知ってるの?


そんな私の心を読み取ったのか
大ちゃんに鼻で笑った。


大樹「雅さんから聞いた」


ドスっ


大樹「う゛…」


『これは学校でばれそうにした罰』


ドスっ


大樹「っ゛」


『これは、いま鼻で笑った罰』


ドスっ


大樹「!?゛」


『これは、前に龍王の下っ端助けた時
相手にちんちくりんって言われたのに
龍王来たから殴れなかったストレス!!』


あ〜、スッキリした。


大樹「最後おかしくね!?なんで俺に!」


『ついでにスッキリしたかったの。』


大ちゃんはそれ以上何も言わなかった。