ケータイ小説 野いちご

[完]地味子→総長だけど?






『よしっ、手当しよっか。翔!』


まるでいつもの“ありさ”に戻ったように
笑顔に変わった。


『友希、大丈夫だよ。楓はこっちに向かってるからさ!』


笑顔だけどどことなく切なそうな表情のありさ


俺らはただただ唖然と手当をしてもらうだけだった。


いま思えば、ハッキングの時焦ったのも
ケンカが始まるのに堂々としてたのも、
全部桜凛だったから…って考えれば
つじつまが合う。


『少し痛いよ?』


真也「いってぇ!」


『だから言ったでしょ?』


……あからさまの違いに頭がついていかないけど、そういうことだった。という考えをして無理やりまとめた。





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