次の朝、お母さんとお父さんはこれから 長期の海外出張のため家にいなかった。 遅刻寸前で起きて、朝ごはんを食べながら 部屋の隅々まで戸締りの確認をした。 『今日の龍王はどんな話するかな〜』 いつの間にか龍王といるのが“あたりまえ” みたいな感じになって来てるから 少し警戒しないと危ないかもしれない。