ケータイ小説 野いちご

【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。




そう思いながら、制服の袖に手を通した。


熱も下がって元気になったから、今日からまた学校に行く。




「キミ子。あなた病み上がりなんだから、あんまり無理しないのよ?」





そんな私を、お母さんは心配してくれてるみたいだ。




「大丈夫だよ。もう元気だし!」





「今日も雨降るって天気予報で言ってたから、傘持って行きなさいね?」




「はーい……」




あっ!!



傘と言えば、あのかっこいい人に貸したままだった。



どうしよう。


勢いだけで押し付けちゃって、あとあと後悔するなんて思ってもなかった。





まぁいっか。


今日、どこかで安いビニール傘でも買おう。





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