そんな思い出を思い出していたら、桃ちゃんが通った。

腕まくりをしていた
あれ?
桃ちゃんの腕に傷、、、
もしかして…!!

そして、桃ちゃんを追いかけ
るい「その腕の傷どうしたの?」
桃「昔のことだから覚えてないけど、お父様が転んだ傷だと言ってたきがする」
るい「桃ちゃん、僕らのこと覚えてない?」
桃「覚えてない…あっ。でもたまに夢にね、女の人と男の人が『桃おいで』っていうの。その人たちのことがどうしても思い出せないの、、、あとね、男の子2人くらいの声が聞こえて『ごめんね』って聞こえるの」
るい「っ!」
桃「思い出そうとすると、頭が痛くなるから…思い出さないようにしてる」
るい「そ、うか…」


桃ちゃんとわかれて、かんちゃんのところまでダッシュした。
るい「はぁ、はぁ」
貫太「どうした?」
るい「覚えてる?幼稚園の時の桃ちゃんって子」
貫太「あぁ、覚えてるよ」
るい「その桃ちゃんが、愛川家のお嬢様、愛川桃だった。でも、桃ちゃん本人は交通事故にあったことすら覚えてないって」
貫太「ま、じか」
るい「お母さんもお父さんも僕等も覚えていなかった…」
いったん、空気が静まり返った。
そして、
貫太「……桃ちゃんが、思い出すまで待とう」
るい「うん…」