ケータイ小説 野いちご

【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。







それで、今日は平和に過ごせる。


そう、思ってたのに……!



放課後。


まっすぐに家に帰ろうと、廊下を歩いているとき。




「ふざけんなよ?
ハム子に拒否権ねぇんだよ。俺についてこいよ」




後から、スタスタとついて来る緒方くん。


無理やりにでも、私を連れて行く気だ。





ていうか、なんでこんな怖いんですか!





「今日は、ちょっと用が……」




「なんだよ。その用って。俺よりも大事なのかよ?」




用があるなんて嘘だけど、



緒方くんより大事な用が、この世にはたくさんあることを、本人は自覚していない。





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