ケータイ小説 野いちご

【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。





その日は結局、猫ちゃんことハム子2号のところに行って、


少したわむれてから、すぐに帰ることにした。







ひとりの帰り道。


ハム子2号のために、コンビニに寄って、大量の猫缶を買う。




コンビニで、猫缶だけをこんな大量に買う人を初めて見たのか、

レジの人を含め、周りの人も変な目で私を見てきた。



でも、そんなの気にならないくらいに、私の頭の中は緒方くんと、雅先輩のことでいっぱいだった…。








───────……



「すげー量」



私の持ってる猫缶を見て、そうつぶやいてる人がいたなんて。




「おい、翼ー。行こうぜー」



「おう」




そのときの私は、知る良しもなかった。





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