ケータイ小説 野いちご

【完】ハムちゃんが恋したキケンなヤンキー君。






「っていうか!!」



私はケータイ相手に、大声でそう言ってしまった。


クラスにいた、周りのみんなが変な目で見てくる。



……やってしまった!!





「す……すいません……」



ペコペコとみんなに、遠慮気味に謝る。





だって、だって!!


お母さん、自分の家で飼ってるペットの名前間違えてるんだもん!!


ハム太郎じゃなくて、ハムスケだってば!!



我が母は本当にひどいな!!



どうやったら、あんなかっこいい名前を間違えるんだろう!?




いつか娘の名前も、〝ハム子〟なんて言い出してしまいそうだ!





緒方くんみたいに!!





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