『何か楽しそうだったよ?祐介ホントは嬉しかったんじゃない?』




ニコニコ笑いながら問いかけられて今度は俺が首を傾げた。




「嬉しそう?どこが?」




質問攻めされてたのに嬉しそうに見えた?




『だっていつも机に突っ伏して誰とも話さないで。
友達多い方が学校楽しくなるでしょう?』




「そう…かもな。」




『ふふ…気づいてないかもしれないけど、祐介笑ったりもしてたよ?
祐介が嬉しそうで私もなんだか嬉しい。』




「そ、そうか?」




『うん!いつもベッタリ一緒にいれるワケじゃないから祐介に友達が出来て嬉しい!』