土「一昨日だったか、俺はおかしな夢を見たんだ。見覚えのない知らない場所を歩いていて、空は月が綺麗に出ていて夜なのに辺りは灯りを持っていなくても明るかった。
周りには見たことのない建物が建っていて、車輪をつけたでっかい箱みたいなものがすごい速さで横を通り過ぎたんだ。
訳わかんねぇだろ?それに、

“俺はどうしたらいいんだ”

“どうやったら近藤さんを上までのぼらせる事が出来るんだ“

とか言っていた。
歩いていると人影がこっちに近づいて来て、触れた瞬間俺は目が覚めたんだ」



土方は筆を置き、薫の方へ向いた。



土「で、その人影っつーのが………」