「うん、これ大好き♪でもごめんね30分も待たせて……」
「いーって、気にすんな♪はい、これ愛ちゃんにもどーぞ。何が好きかわかんなかったから芽生と同じ物だけど」
『ううん、ありがとう♪私もここのキャラメルマキアート好きなんだ~♪』
「拓海、今から電車乗るんだぞ?」
「………あ、まぁ電車で座りながら飲めばいいんじゃね?」
あははっと笑い飛ばす朝田君
なんかちっちゃい子供みたいで可愛い
「優しいでしょ?拓海♪」
芽生がこそっと耳打ちしてきた時の顔は頬が少し赤らんでいて……
恋する乙女っていう言葉がぴったりだった