ケータイ小説 野いちご

ひみつのルームメイト




そんなせいで、少し目が赤い4月1日……。


あたしは大きな荷物を持って電車に乗り込んだ。



通勤には少し遅い時間だったので、電車が空いている。


荷物が多いから、混んでなくて本当によかった。




入学式前日まで、あたしは中学生。


大人の社会では、そういう決まりになっているそうで、あたしたちは中学の制服を着て集合することになった。



『次は中高校桜花女学園北……』



電車で7駅、バスで数十分。


ある駅で、家出少女と間違われて駅員さんに声をかけられたくらいで、難なく学園に着いた。




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