思わずリンに声をかけた。


「大丈夫……?」


その言葉にリンが左眉をピクッと動かす。


「ハウスッ!!」


……ああ!俺、とうとう犬化した!


そして俺はリンが気になりながらも、仕方なくそっと部屋を後にした。