「えっ?私から私へ…??」



夏希は日課である新聞を読むことよりも先にこの手紙を読んだ。


手紙にはこう書いてあった。






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TO藤堂夏希
驚かないでこの手紙を読んで
この手紙は5年後の未来の私が書いたの
手紙を書いた理由はただ一つ
貴女に救ってほしい人がいるの
2013年10月15日の午後12:30
貴女の大事な人が消える
場所は⚪︎×町3丁目の大きな交差点
お願いあの人を助けて
BY藤堂夏希
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