ー2日後ー

主に二つの出来事が起こった。

アニスとリヒトの仲は深まり、アニスは学校の有名人になった。

「ぉはよ!」

アニスの声が聴こえると、みんな従うように

「おはようございます。アニスさん!」

と声を合わせて言った。

リヒトに話した為、慕われるようになったようだ。

「辞めてくれその挨拶の仕方!」

アニスはいやそうに言う。

「はい。分りました。」

「だから。。。」

アニスはあきれた。

こりゃ駄目だ!

アニスはバッグを持って着席するのみ。

「おはよう。」

リヒトはにこっと笑う。

ーリヒトさんの笑顔!眩しい!ー

「ああ。」

アニスは、疲れきったように言う。

ーアニスさんかっこいい!ー

クラスの女子の大半はそう思ったはずだ。

「そして、今日はお前におれの仲間を紹介したいんだ。」

ーなかまぁ〜??リヒトさんの?ー

トアは小声で叫んだ。

「リヒトさん。まだ転入して来たばっかりの、アニスさんに教えてしまうのですか。
いくら気に入ったからってそれは。。」

「確かに俺にしては、行動をとるのが早いよな。トア。だけど、おれを笑わせられる人間だぞ!
もったいないよな。しかも、おれはアニスを気に入ったには責任を持たなきゃ行けない。
気に入ったには、何があったって、最後まで気に入りとおさないといけない!これが俺だ!
悪いな。トア。」

「じゃあ、放課後でどうだ!」

「アニスさん何乗っちゃってるんですか。」

トアはつい口に出してしまった。

「そこをため口で!」

「何のってんだよ!あっ」

トアは乗ってしまった。

「そう来なくっちゃ!トア!」

アニスは笑った。