服はびしょびしょに濡れていて それに外は冷えているため全身冷えきっていた。 そして着替える気力もなく、タオルで拭く気力さえなかった。 階段の柱に寄りかかるようにして頭を預け、目を閉じる。 これでこんな夢とはおさらばだ。 そう思いながら、襲ってきた睡魔には抵抗せずに眠りについた。