剛志って…どちらかっていうと、口数少ないし・・

なに考えてんのかわかんないんだよね。





出るのはため息ばかり。

考えることは、マイナスなことだらけだった。



しかも、明日からまた仕事かぁ…

日曜って…キライだな(汗)


明日から仕事って考えると、憂鬱になる…






♪♪♪~




その時、枕元に置いている携帯が鳴った。

頭に浮かんだのは、剛志の顔。

すぐに携帯を手に取った。




あ…


携帯の画面に出ていた名前を見た途端、少しだけ胸が高鳴る。

私は起き上がり、コホンと喉を通したあと、携帯を耳にあてた。




「も、もしもし?」

『……日曜の夕方って、OLは何してんの?』


電話をかけてきたのは、湊さんだった。