「あー、分かった分かった、後で同んなじの買ってやる」



彼女の可愛さに屈した俺はそう言うと彼女を後ろから抱きしめる



「暑くないの?」



「んー、」



「私、汗かいちゃってるよ?」



「んー、」



「もう、んー、じゃわかんないんだけど」




そう不服そうにいいつつ俺に身を委ねる姿がどこか嬉しかった





彼女は俺にとって大事な存在で

かけがいのない人ーーー。





「なあ、”......つ”絶対離さないからな」




「え、あっ、う...ん。」