哲学は、悪魔と言われる。
人の道徳観を神抜きで語り、人々を宗教から遠ざけ神を軽んじるからである。
哲学は、神から人々を遠ざけるらしい。

ところが、哲学には差別はない。人である事を肯定しまた、他者を肯定する学問である。
永遠の問いかけがそこにはあり、差別的な見方を懐疑する学問だからといえる。神の理不尽な縛りは、哲学に置ける人間の尊厳によって守られる。

時に人の心を追い詰める宗教は、哲学に追いやられた。
神との対話にあるのは、絶対的な力の差にある。
力は神が上であり、人は従う立場にある。
客と店員のようなものだ。
ところで、神は店員のあなたに金を払っただろうか。夢を叶えてくれただろうか。
恐らくそれは、あなた自身がよく知っている事だ。