ハァハァハァハァハァ


「つ、疲れた!」


勢いで走ったから
息切れハンパない


あたしは汗を脱ぐい
とってまたゆっくり歩きだした



あの…速見の目
なんか苦手だな
あたしの心
見透かしたような
なんでも分かってる
みたいな目



あの時目があっただけで
余計に逃げたくなった




それにもう人とは
関わりたくない



傷つけちゃうこともある


自分が傷つくこともある



一人が1番気楽なんだよ
深みはまらず一人で
いたほうがずっと………