俺の顔面にめりこむ、南斗さんの両足。


その先に、スカートの中の白いパンティが見え


ちがぁぁぁぁぁぁぁうっ!!
そうじゃない!俺が衝撃を受けたのは蹴りの威力だ。その初めて見る奇妙な形の飛び蹴り、まるで全身をまるごとぶつけてくるかのようなその技は、今までに喰らったことのない、凄まじい威力を持っていた。


俺の体は吹っ飛び、校舎の壁に叩きつけられた。後頭部をコンクリートに強打し、俺は気を失った。


意識が遠くなる中、
「うえーん、ごめんなさーい!」
と泣きながら走り去る、南斗さんの足音を聞いた。