俗に言う脚フェチな祐也には本気でそれどころじゃないのだ。

気を抜いたら美紗が好きとか周りの目があるとか

そんな理性が欲に食い潰されて真美に手を出し兼ねないからだ。


「まぁ…」

「ん?」

今度は真美が疑問符を浮かべた。

「良い脚だな」

「ちょ!何言ってるのよ」

かなり動揺したみたいだ。
立場の逆転?一瞬だが祐也は優越感に浸れた。