「こうすれば、ライバルが減ると思わない?」

「な…」

祐也の腕にしがみつく真美。
動揺する祐也をどうしたの?と言いたげに、上目遣いで見てくる。

そして後ろから突き刺さる視線。

「む…胸がね」

「ん?」

頭の上に疑問符を浮かべる真美。祐也の腕を飲み込む真美の膨らみ。

思春期の中学生男子には、気にするなと言う方が無理な話だった。

「あー、おっぱいくらいで照れてるのぉ?ポチのオマセさーん」

からかいながらテンションを上げる真美。

「マセてて悪かったな」

真美の腕を解きながら言う。

「そんなんじゃ、美紗とエッチイ事できないよぉ?」

「よ、余計なお世話だぁ!」