土「そうだ。栞、長州組と薩摩組には近寄るなよ。」


栞「え、どうしてですか?」


土「あいつらは、俺らを憎んでるんだ。お前にも害が及ぶに決まってらぁ。」


…………また、ちっちゃい人達だな。





栞「分かりました。気を付けます。」


土「あぁ、お前には傷ついてほしかねぇからな。」


栞「……………は、はい……////」


土方さんは、私の頭に手をのせて微笑みかけてくれた。





それからは、毎日が授業で忙しくなった。


土方さんも先生なわけで、なかなか一緒にいられない。


そんなある日………






























……………栞は何者かに連れ去られた。