この時分かった。
拒否する事は出来ないと...。




「そ、総司.....。」



「何?」



ズンズン進む総司に手を引かれ町のなかを歩いて行く。



「どこ行くの?」




「さあね。教えてやんない。」



「意地悪。」



「意地悪で結構。」



「教えてよ。」



「いーや。」



そんなたわいもない会話をしながら歩いたいたら急に総司が足を止める。