「光はな、乗り物がトラウマなんだよ」






「なんでだよ」





「光は昔、交通事故で両親を亡くしてから、乗り物が苦手になったんだよ」






「そ、そうなのか・・・ちょっと待てよ」





「どうしたんだよ?」





「乗り物が苦手って、遊園地は乗り物だらけじゃねぇか!」





「ああああああ!」





翔は龍の言葉にそうだったと思ったのか大声をあげた