紫音の言葉が図星なのか、男は黙ってしまった。

他の人はじっと様子をみている。

紫音は踵を返すと男たちに目を向けた。

紫「…命令口調が気に入らないなら謝る。これはお前らだけの問題じゃなくなってるからな。…選ぶのはお前らだ。」

紫音はそれだけ言うと、どんどん先へ進んで行く。

男たちは相談の末、紫音を追った。