「真剣に答えろや」




外見からは想像もつかないくらい真面目な声色で話す龍夜にちょっと驚いた。





「なんて答えが欲しいの?」



「・・・・」





黙られちゃ、困るんだけどなぁ。





「・・・・・・・栞のことよろしくねっ・・・!あんたたちにしか、頼めないんだからっ!」





笑ってそういえば顔を歪める5人。



あ、れ・・・・おかしいなぁ・・・




ウチが笑えば皆笑ってくれたのに。


そのためにちゃんと練習したんだけどなぁ・・・?




もっと、練習しなきゃダメかな・・・?





「お前は・・・・それでいいのかよ・・・?本当に、それでいのかよ!?後悔しねぇのかよ!!!?」






こっちが痛いくらい、苦しくなるくらい悲痛な声で



苦しそうな顔で叫ぶ龍夜





「本当になんとも思ってねぇのかよ・・・!?」