私を抱っこしながら眠る雪田くん
仕事で忙しい桃子


「うーん…暇だぁ…」


最初のうちは慣れないこの体勢にドキドキしっぱなしで、時間の流れが変に早かった

でも、今ではこの体勢に慣れてしまいドキドキ考えることも無くなり…


「暇過ぎる…」


明日から本でも持ってこようかな?
腕は自由だから読めそうだし…

うーんっと、悩んでいると頭上から声がした


「話し相手になってあげようか?」


その声に反応して顔を上げると…
副生徒会長の白井 琥珀(シロイ コハク)くんが居た