「何ここ~~?でっかい家!!」
千夏はとってもはしゃいでいる。

「皆中に入ろ!」燐くんはそう言って家の中に入っていった。
皆は<<おじゃましま~す>>と言った。
家の中もすごく広かった。

「皆こっち!」燐くんは皆を案内した。
そこには、広い部屋があった。
「ここがリビングやし、俺飲み物持ってくるし、コーヒーかオレンジジュースかコーラの中でどれがいい?」
女の子はみんなオレンジジュースで男の子はみんなコーラだった。
「じゃあ、飲み物とってくるし適当にゲームでもしといて!」
燐くんはそう言うと、ちがう部屋に行った。


* * * *
「持ってきたで~!こん中にそれぞれハズレがあるし、気つけてや(笑)」
燐くんがそんな事を言うから、みんながジュースを取ろうとする手を止めた。
「燐、それほんま?」
泉ちゃんは燐くんに聞いた。
「冗談やって!」燐くんがそう言うとみんなは<<なんや〜>>と安心したら燐くんは「なんて言うと思った?」
<<へ??>>
皆間抜けな声を出した。
「あははは!!そう笑ったのは燐くんじゃなくて、有紀さんと智樹さんだった。

「ナイス!!燐くん」と有紀さん。
「これ考えたん、有紀やで!」と智樹さん。

それを聞いた海斗は「悪魔が2人に増えた..」と呟いた。
その呟きを有紀さんは聞き逃さなかった。

「海斗~。それ、どういう意味や~?」有紀さんは殺気を出しながら海斗に聞いた。
そしたら海斗は誤魔化すのかと思いきや正直に

「そのままの意味や!姉ちゃんはもともと悪魔やし、それに智樹さんも悪魔やん!
だから、悪魔が2人や!」
そう言い終えたあと海斗は涙目になった。それを見た友理奈は、私に
「涙目の海斗めっちゃ可愛い❤さらに好きになっちゃた❤」なんて言ってきた。
私は友理奈に

「助けなくていいの?」って聞いたら友理奈は

「うちに有紀さんを止めれるとでも?」と言われた。
まあ、そうだよね....。

「智樹さんも姉ちゃんのどこが好きなんですか!?」海斗は智樹さんに質問した。
そしたら智樹さんは
「キレイやし、かっこいいし、可愛いし、頭いいし..完璧やん!」
あり過ぎやろ..好きな所..それを聞いた海斗は
「智樹さん、眼科行ってください!目絶対おかしいですよ!」

海斗それは言い過ぎやで、有紀さんに殴られるんじゃ..(汗)

「海斗~...今までに言った事ってほんま??」
「ヒッ!!もし、ほんまって言ったらどうするつもりなん?」
海斗が有紀さんにそう聞くと有紀さんは

「殴り殺す」とだけ言った。
こ、怖いな..ほんまに殴り殺しそうだな..。