「んなっ…! 見惚れてないよ‼ 自意識過剰」 私がそう言うと 「顔真っ赤にして言っても意味ないよ?」 と意地悪に言う。 うう…。勝てない… そうこうしてる間に海は見えてきた。 「海だー‼」 とはしゃぐ私を見て涼太は笑った 「なんで海に来たの?」 まだまた海の風は冷たい。 「見てみ、こんなに広い」 私が海を見渡すと青々とした世界が広がっていた 「あと、音。」