ーーーーーーーーーーーーーーー 翌日、 横田くんに抱きしめてもらったことを思い出しながら登校して ニヤニヤしながら、上履きに履き替えていると 「コーコちゃん。」 と、私の名前を呼ばれた。 この呼びかたは、彼しかいない。 振り返るとやっぱりそこには なおとくんが立っていた。 「おはよう。」 ニコッと爽やかな笑顔で笑うなおとくん。 「おはよう!なおとくん。」