『優茶)土方さん?』

頬を赤めながら俺の名を呼ぶそいつは
遊女なんかよりも色気がある

男を知らねえ女ってのはこぇーな
俺のすべてを狂わせそうでよ

『土方)お前…俺が気に入ったとか言ってたよな』

耳元で低く囁けばそいつはこくこくと頷く

『土方)俺も気に入った
俺の女に…『土方さん!!』』

………誰だ、俺の邪魔をする奴は……

俺の言葉を遮るように部屋に入ってきたのは
変態
ちび
酒飲み
の三馬鹿集だ