でもあれが夢じゃなかったら僕は…




『千覇の君』




ズキンッ!




っ、頭痛が…。




顔に手を置くと僕はある事に気づいた。




「っ!」




両手の爪がとんがり手の甲には見た事のない痣があった。




僕は…僕は本当に千覇なのか。




「ククク、覚醒したようだね、千覇。」




「…!
お、お前は!」



利來side終わり