配達先は1kmギリギリで注文者は男性。ただし、この時点で客の年齢を想像することは出来ない。


 幾分乗り慣れてきたスクーターは、残暑に似た暑さの中、快調に飛ばしていく。 

 それでも一応は料理に気を配ってはいるのだけどね。