・・・

宣戦布告にも聞こえる言葉。

・・・

でも、

信也は顔色一つ変えない。

まぁ、そりゃそうだよ・・ね?

高校の時の話しなんだから、

・・・

もう、時効だよね?

・・・

「それは無理ですね?」

ニッコリ笑った信也。

・・・

私と巧は言葉を失った。

・・・

「人妻ならなおさら、

奪うの楽しそう・・・ですよね?」

そう言った信也は、

自分のデスクに戻った。

・・・

「・・・真鍋部長?」

私は恐る恐る巧を見上げた。

・・・

巧は意地悪に微笑んでいた。

「お前の周りにいる男には、

ろくな男がいないとわかったよ」

・・・

そうらしいです。

と、目で言った・・・