義嗣はそれを見て、

クスクスと笑う。

・・・

「大久保見てると飽きないな」

「///!」

・・・

「今度の週末が、

オレと熱い夜を過ごすことになるが、

それまでしっかり体を磨いているように」



今度の週末?

何の話?

・・・

首を傾げる私に、

義嗣はとんでもない事を言い出した。

・・・

「今度の週末、

オレと大久保の二人で、

今日仕上げてくれた書類を持って、

クライアントの所に、1泊で、

出張決定」


「へ・・・・え?!

な、ななな!

なんでそんなことに?」

私のでかい声は、

オフィス中に響き渡った。