『優茶)……ねぇ、俺…鬼さんのこと気に入った』

俺はそう言うと人間の姿へと変わる
白銀の髪に赤い瞳
黒い着流しの姿
鬼さんを見上げれば微笑む…も…

『土方)……女でも餓鬼にゃぁ興味ねぇ』

バサッと切り捨てられ俺はしょぼんとする
俺を抱き締めていた一さんを見上げると顔を真っ赤にしている

『一)お、女…?』

女?うん。そう

俺は頷くと一さんはばっと離れる

『一)す、すまなかった!!むやみやからと抱き締めたりして』

一さんは頭を下げる

『優茶)ん?良いよー』

にこりと笑う