「フフフ、僕の楽しみをとらないでよ。
千覇は僕が殺るんだから。」




「殺るって、鬼慈志と千覇は兄弟でしょう!
兄を殺すなんて。」




「兄弟?
フッ、僕はあんな奴を兄弟と思った事なんて一度もないよ。

じゃあ、僕はそろそろ行くね。
また、明日学校で。」









「鬼慈志待って!!」




バサッ




あれ?夢…?




「紗良!どうしたんだ!」




「!
亜樹兄さん!

亜樹兄さんこそどうしたの?」




「どうしたの…じゃねえよ!
こんな時間に大声あげて、何かあったのかと思うだろうが!」




「ごめんなさい…。」