ケータイ小説 野いちご

刻印を持つ古の巫女



そう、私はいつも緋袴の裾に引っかかって転けてします。
意識をしていれば大丈夫なんだけどつい忘れてしまうんだよね。




てか、痛くない。




「クスクス…おい大丈夫か?」




「お兄ちゃん!」




転けそうな私を支えたのはこの神社の第一後継者であり私の兄である幸嶺亜樹(ゆきみねあき)だった。




「たく紗良はドジすぎるんだよ。
もうちょっと注意しろよ?」




「わ、分かってるよ!」





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