ケータイ小説 野いちご

隣の席の俺様ヤンキー【完】

嫌いになろうって精一杯努力したし、魁一の悪い部分を探したりもした。


だけど、やっぱり嫌いになれなくて。


それどころか、魁一と偽りの恋人を演じるようになってから、ますます魁一を意識するようになってしまった。


どんなに好きになっても、魁一は絶対に振り向いてくれない。


分かってるのに、あたし……本当にバカだ。


だって、あの日、聞いてしまったから。


魁一のあたしへの気持ちを……――。

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