私の体調の変化に気付いたのか、

孝明先生は、

優しく私の頭を撫でた。

・・・

さっきから、

ボディ―タッチの多い先生だ。

・・・

なんて思っていたら、

両手で私の顔を包み込んだ。


「な、何するんですか?」

・・・

熱で顔が熱いのか、

孝明先生に触れられて

顔が熱いのか・・・

「オレの命令に、従うように」


そう言って微笑んだ。

・・・

そんなカッコいい顔で、

俺様発言されたら、

つい、

黙って、

頷いてしまった。