「了解です」

・・・

くるりと体を反転させて私は、

自分のデスクに戻り、

パソコンを見つめた。

・・・

顔が熱い・・・

きっと真っ赤なんだろうな・・

あんなこと言われたの、

いつぶりだろ?

・・・

って、

そんなこと気にしてどうする。

類の言ったことは、

冗談に決まってる。


初対面の私に、

彼女になれなんて言う人、

いないでしょ・・・

・・・

私は顔をブンブンと振って、

仕事に取り掛かった。