「じゃあ、愛花が寝たらそっち行くから」
「おう。じゃあ、俺の部屋で待ってる」
先生は誠人さんに親指を立てた。
私と先生は、旅館に戻った。
酔っ払ったお義父さんが寝ちゃったらどうしようかと心配だったけど、話し声が聞こえていたので大丈夫そう。
「親父、泣きそうだな。酔うと涙もろいんだよ」
先生は、買って来たオレンジジュースを一気飲み。
「直も飲む?」
先生はそう言ってペットボトルを私に渡す。
で、飲もうとした瞬間。
「俺に、飲ませて」
私のひざにゴロンと横になる。
ひざまくらだぁ……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…