「妹だと思ってたんだけどな・・・・」

素直に僕の胸で泣く君を見て

これは兄弟のような感情じゃないと気づく。

「僕は君にはまっちゃったみたいだね。」

僕の気持ちを知らずに安らかに眠る蝶。

僕はそっと頬に口づける。

この思いをいつ、伝えようか?

そんなことを思いながら午後の穏やかな空気を楽しんでいた。